美容外科看護師
鼻翼挙上術
鼻翼挙上術とは鼻翼そのもの、もしくは鼻翼基部（小鼻の付け根）
の位置を上に上げることにより、鼻のバランスを整える手術です。
鼻は鼻柱基部と鼻翼基部の位置が同じ高さにあるとバランスの良い鼻に見えます。
鼻翼縮小術との違いは鼻翼縮小術では鼻翼自体の大きさを小さくする手術に対し、
鼻翼挙上術では鼻翼自体の位置を変える手術になります。
鼻翼縮小術と併用して行うことも可能です。
手術は小鼻と頬の境目を鼻翼に沿って切開し鼻翼を切り離します。
切り離した鼻翼の位置を引き上げ縫合します。
適応
鼻翼基部が下に下がっている方
小鼻をスッキリ見せたい方
鼻のバランスを整えたい方
手術時間：１時間程度
ダウンタイム：１～2週間
腫脹：１～2週間
内出血：1週間程度
その他：切開部を糸で縫合するため、抜糸が必要となります
創部は赤みが残る場合がありますが時間の経過に従い徐々に改善します
鼻翼挙上術は鼻翼、鼻翼基部下に傷跡が残りやすい手術となります。
そのようなデメリットを踏まえしっかりお伝えした上で、
患者様にとって最適なご提案をできるようにしましょう。
手術による傷跡はレーザにて治療できる場合があります。
美容外科看護師は外科部門だけでなく、皮膚科治療や、
レーザー治療も勉強し術後ケア方法なども同時に説明できるとより
良い看護を提供することができます
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